産後を振り返る
最近抜け毛が増えてきて、おっこれがいわゆる産後のホルモンバランスの変化というものかーと実感しています。妊娠中に抜けなかった毛がこの時期一気に抜ける傾向があるみたいです。
ーー それ自体はもともと髪の毛が多すぎて梳いていた私はむしろ見た目的には嬉しいですが、家中髪だらけになって掃除が面倒です。
産後の体の変化に思いをちょうど馳せたので、復職前に改めて、今回の産後を振り返ってみました。
丁度、マドレでお世話になったしまこ先生の本も読んで、そうそうそうだったーと回顧してます。
入院時の母子同室
入院時の母子同室は、授乳とおむつ替えが1-2時間おきであるのでしんどいなーと思うときはあったものの、助産師さんにいつでも指導をもらえ、つらくなったら預けられることもできたので、育児に徐々に慣れるという意味ではとても良かったです。
私の場合、母乳が出すぎて張って痛いーという状況でしたが、乳首が痛くなることはなく、助産師さんが赤ちゃんの乳首のくわえさせ方をしっかり指導してもらえたことが大きかったように思います。
退院後の里帰り
退院後は1か月半実家に里帰りし、金曜夜から日曜にかけて旦那に実家にきてもらうというスタイルをとりました。家事をしなくていいし美味しい食事を食べられる、日中は人の手を借りられるという意味ではすごく助かったし、旦那も新生児期を一緒に過ごせたということでとても満足しています。
産後の体の回復状況
退院直後は、さすがに肩や背中がばっきばっきでふらふらでした。。ヨガをやろうという気力もでず、とりあえず骨盤ケアをと思ってとこちゃんベルトだけして、育児以外の時間はベットで横になってました。
2週間くらいたつと大分回復して、簡単なストレッチははじめてました。面白かったのが、仙骨や尾てい骨のあたりが産後でっぱってて、ヨガのボートポーズができませんでした。これ、出産時に赤ちゃんが産道を通る際に骨盤を広げるせいみたいです。産後を生々しく実感しました。
1か月健診後は、スポーツの許可が出たので、子連れOKなヨガに通い始め、授乳間隔のすきをついて旦那に赤ちゃんをあずけ近くのジムに40分くらい筋トレとジョギングをしにいきました。ここでも、マシンを使ったとき、内腿の筋肉が笑っちゃうくらい落ちてました。あとはお腹のぷよかん。ヨガはずっと続けてても、妊娠時から筋力低下が局所的には起きちゃうんだなあと実感。
産後2か月になると、1か月のトレーニングの成果で、仙骨のでっぱりもなくなり、腹筋もおおむね戻り始め、ああようやく体が回復してきた!という状況に。でも、母乳の分泌過多で胸が朝起きたら岩のようにはり、肩こりが半端なかった。
この肩こりなんとかならないかなあと思いつつ出会ったのが、マドレボニータの産後ケア教室。ここでバランスボールエクササイズとセルフケアを学び、両手をあげて耳より後ろにぴーん、片手をぶんぶん回転、赤ちゃん抱っこしながらバランスボールで寝かしつけをマスターしたら、肩こり知らずにもなったし、母乳の分泌過多もなくなりすんごい快適になりました。
産後4か月となった今、体の不調はほぼ0です。復職までにここまで持ってこれたのはよかったーふー。これからは産前よりもヨガスキルあげてきたい。
次回に向けて
まだ未定ですが、早くも第二子欲しいなーとは思いはじめました。出産直後は、あの陣痛また経験したくないって思ったのに、もう詳細忘れてて、もう一度ほにゃほにゃ新生児から赤ちゃんみたい笑
次回も産前産後は適度に運動するようにした方が体にはいいと思うのでがんばろう。第一子の子育ても同時並行であるから運動の時間を意識的にとらないとやばいよね。今考えているのは、息子を朝保育園に預けて出社するまでの1時間、アシュタンガヨガのマイソールにでること。週に2、3できたら体のメンテにとてもよいと思うのよね。
里帰りに関しては、もう大分育児のイメージもつかめてきたし、第一子の育児もあるから次回はしなくてもいいかな。その代わり、産後ケア施設に退院後1週間宿泊したり、産後ヘルパー活用したりして、自分の体のケアを意識的にできる環境づくりしようかなと思ってます。
Tight is Light
先日初めてアクロヨガをしました!
アクロヨガとは、土台であるbase(ベース)役と、そのベースの上で飛ぶようにポーズを決めるflier(フライヤー)役のペアでやるヨガです。
旦那と楽しめるヨガないかなーと思ってトライしてみたんですが、びびりな私は最初フライヤーはめっちゃ怖かったです。。笑
なんで怖いかって、怖いと思って萎縮すると体幹を使えずふにゃふにゃになり、ベースの支えのみじゃバランスとれなくなるんですよね。でフライヤーがそんなだと、ベースが体感するフライヤーの重さがとても重くなる。
反対に、しっかりフライヤーが体幹をつかって体を固くすると、ベースが体感するフライヤーの重さは軽くなり、二本の足でしっかりバランスできるようになる。
これ、まさに、首すわり前後の息子を思い出しました。
息子の体重は日に日に重くなってるはずなんですが、首がすわると背中のしっかり具合も増してきて、めっちゃ抱っこや入浴しやすくなり、体感の息子の重さは上手く抱えると軽く感じるんです。
まさにTight is Light!
片手で抱っこできるようになると、育児ってこんなに楽になるんだーと思いました。アクロヨガも私の体幹をもっと鍛えなきゃいけないということだなと、反省。トレーニングがんばらなーー
育児家事分担に使えるアプリ
働く女性が増えてきて、スマホなどのIT技術が急速に進んできたおかげで、育児家事分担に使えるアプリがたくさん出てきました。
うちの母が子育てしてた頃はこんなのなかったので、ありがたいことですね。
我が家で活用しているアプリを以下でご紹介したいと思います。
①ぴよログ(育児記録共有)
このアプリ、授乳や睡眠排泄などの育児時間を記録できるだけでなく、ログや編集権限を旦那や実母とかとも共有できるところがちょーすぐれものです。これで、ワンオペ育児から、共同育児にスムーズな引継ぎで移行できます。
案外、情報を共有できる育児ログアプリって少ないので貴重です。
大体何時ごろ寝るのか、ミルクが必要なのかが目星が母親以外もつくと、家族でのスケジュールをたてるときや子守をお願いするときに、とてもとても助かります。
②みてね(写真共有)
似たようなアプリはおそらく他にもあるのでしょうか、祖母祖父でも操作しやすく楽しめる使用になっているので(さすがミクシィ)、みんなで楽しく写真共有アルバム作成をしています。
リアルタイムで写真を共有できてると、みんなで子供の成長を楽しめるし、自然と日常の中での思考の一部に子供のことを常に割くようになるので、いざとなったときにみんなで協力しあえる体制の土壌づくりになっているような気もします。
例えば、一人で子供の成長を感じているとき写真をアップしたときに、すぐ旦那や親がみてくれるのを確認すると、すんごくほくほくして嬉しいです。私だけじゃなくみんなも息子のこと思ってくれてるんだなあ、がんばろうって思えます。
親に子守をお願いしているときも、あーわが子は泣いてないかなあと心配していたら、みてねの写真がアップされてそれが息子の笑顔や寝顔の写真なんかだったりすると、とても安心して用事に専念できます。
③Time Tree(スケジュール共有)
主に旦那とですが、平日や週末の予定を共有するときにとても便利です。
とくに育休中は平日、実家に帰ってたり保育園の見学が入ったり、週末も友達が遊びにきたりして、いちいち口頭で共有しようとしても覚えきれない複雑なスケジュール感になったりするので、お互いが隙間時間にスケジュールを確認共有できる環境づくりはとても大事だと思います。
④Wonderlist(タスク共有)
旦那の帰りに買ってきてほしいもの、週末こなさなきゃいけない家事や用事などを共有するのに便利です。
文明の利器は積極的に使って、ストレスの少ない楽しい育児家事シェアを心がけたいと思います!
お風呂の入り方(ねんね期)
妊娠時代から赤ちゃんとお風呂に一緒に入るってどうやるんだろうって疑問でした。
私は大のお風呂好きで、一人の休日のときは朝昼夕と半身浴しながらお気に入りの入浴剤入れて雑誌読んでハーブティー飲んで汗をかきまくってリフレッシュするのが最高の幸せでした。産後はこういうことできないから満喫しとこうと産休中もお風呂に入りまくってました。
産後、やはりゆっくりはお風呂入れないですね!でも赤ちゃんと一緒のお風呂は楽しいから思ったより苦ではないです。そもそもお風呂で汗かくより、授乳した方が血行がよくなってすっきりします笑
さて、首すわり前後のねんね期(2~4か月)の息子とのお風呂では、下の画像のリッチェルのベビーバスマットが大活躍してます。
これの良いところは、
①絶妙な窪み
によって、寝湯みたいにお湯がはれるから、私が体や髪を洗ってるときも息子が寒くなさそうだし、息子の背中やオシリ洗うときも隙間から手を入れてあらえるところ
②発砲スチロールだから水切れがすごくいい
使った後はお風呂に立てかけておくだけで水が切れて、かびも生えにくそう、しかもすんごい軽いからお手入れがらくちん(もっと凝った作りのやつだと結局お手入れが面倒かなと思い購入しませんでした)
の2点ですね。赤ちゃんによってはこの窪みや発泡スチロールゆえのきゅっきゅとした音を嫌がる子がいるみたいだけど、今のところうちはこれで大丈夫そう。
寝返りももうできるんだけど、寝湯が気持ちいいのかにこにこしながら、私の洗う姿をみてて癒されます (あー早く大きくなって欲しい反面、このままでもいて欲しいというアンビバレンス)
このバスマットに出会う前は、赤ちゃんが寝ているときに自分だけ先に洗ったり、バウンサーに置いてから自分だけ先に洗ったりしてたんですが、洗っているときに息子が大丈夫か心配になるあまり、濡れたまま確認しにいったり笑、泣いてないのに泣き声の幻聴がきこえたりで笑、そわそわしちゃって落ち着かなかったので、今の私は一緒に最初から入るスタイルがあってるみたい。
このお互いの体洗いが終わったら赤ちゃん抱っこしながらお風呂に入り遊ぶのが楽しい
この一緒にお風呂、入ったり出たりするのは赤ちゃん抱っこしながらだと地味に大変なんだけど、それを上回る癒し効果があるので大好きなんですよね。職場復帰しても効率性の観点度外視して続けちゃいそう。
とくに、生後1~3か月のあたりの赤ちゃんてゲップが苦手で胃や腸に空気やガス溜まってるからお風呂で浮袋つけてるみたいにすんごい浮いて面白い。体を揺らしてあげてベビースイミング風にしてあげるとすんごい喜びます。
すぐ大きくなったら、母ちゃんとは一緒入りたくないって言われるんだろうから、一緒に楽しく入ってくれるうちは満喫しよう笑
書いてて思いましたが、これ赤ちゃん一人とだからまだなんとかなってるけど、兄弟できたらどうやって毎日入れるんだろう。。難易度高め。
物忘れ?それマミーブレイン
最近物忘れがはんぱないです。
外出しているときにあれ何を買い物したいんだっけ?食洗器に入っている食器を片付けようとしたときに、あれこれそもそも洗ったやつなんだっけ?今日は何曜日だったっけ?の日常生活での物忘れに始まり(そもそも今日ブログで何書こうとしてたんだっけってさっきまで困ってた笑)、
安定期っていつからだっけ?つわりとか陣痛とかどんくらいつらかったけ?新生児ってどう育ててたっけ?と、自分の人生にとって大きな変化を与えたはずの妊娠出産育児の詳細をどんどん忘れていっちゃうんですよね。
この状況が良いか悪いかは別として、これは絶対脳みそ変化していると思ったのでググってみました。そしたらやはり、ネイチャーで妊娠出産で女性の脳は変化している!という結果が。
面白いねえ!社会認知(soncial cognition)を司る部分が、妊娠経験ある女性は有意に増加するんだそうです。社会認知ってのは、他人が何を考えているのかを想像できる共感力みたいな部分だそう。
でこんな脳の変化をマミーブレインというそうです。
言葉を話せない赤ちゃんの表情から感情を読み取る力があがるんでしょうね。そして、そこが優位になる分、言語や数字で考えたり記憶する力が低下するっていう。
生物学的にそりゃあ合理的だわ。
一応、出産後は徐々にこの脳の変化が通常状態に戻るそうです。
よかったよかった。
こういう仕組みがあるから、また子供欲しいともなるんだろうね。
とはいえ、最近言語記憶を使う場面が減って情報処理能力は下がってきているので、息子の慣らし保育期間中にがんばって戻さなければ。慣らし保育って子供の慣らしだけでなく、私の社会復帰の準備期間でもあるよねとつくづく。。
寝返りとヨガアーサナの共通項
ついに息子が寝返り&寝返り返りをマスター(してしまい)ました!
3か月半ば頃から首とか背中がしっかりしてきて首座ったかなあ、
4か月になって突如寝返りをマスター(上記の画像の動き)、そしてその一週間後の今日ついに寝返り返り(仰向けに戻ること)をマスターし、一気に行動範囲が広がっています。成長がとてもとても嬉しい反面、起きて遊んでいるとき目がますます話せなくなりました。。
この様子をみてて思ったのですが、この動き、必要な筋肉や神経は既に3ヶ月頃から出来上がってて、後は色々な偶然が重なり本人のチャレンジ精神、マインドの持ち方で出来るか否かが決まってそうです。
それは、まさに私がヨガのヘッドスタンドをできるようになった過程と同じ!
ヨガのteacher trainingが始まったときはヘッドスタンドは到底できないーと思い劣等感を感じていましたが、地道にドルフィンドッグやプランクポーズを中心に肩周りや体幹の筋肉を作っていきました。それに大体3ヶ月。
それでも、お尻をふわっと浮かせ足を伸ばすことがこわくってなかなか一步を踏み出せずもんもんと2ー3ヶ月。
そんなとき、旦那に「もうヘッドスタンドはできる体してるんだから、後は恐怖心に勝つだけ。俺が後ろにたっててやるからトライしてみ」と言われて、思い切ってやってみたら、、、、、、あれ、出来た!!
とすごーく嬉しかったのを思い出しました。
単純な筋トレに加えて、ダンスのような動きのあるバランスポーズって、色んな偶然が重なってポーズが進化していくから、楽しいですよねえ。
息子も今同じように嬉しいんだろうなあ。
そして私よりも恐怖心に早く打ち克って偉いなあ。
と思いながら、回り続ける息子を眺めています。
ストレッチマーク、会陰切開回避のためにやったこと
妊娠中は、日々変化する体に驚きと期待に胸を膨らます一方で、ストレッチマークできたらちょっとショックやなあ、なるべくお産のときに会陰切開を回避できた方が、産後の辛さ軽減できるんだろうなあと思い、できることはやっとこうとセルフケアしてました。
結果としては、ストレッチマークも会陰切開も回避できたので、ちょっと嬉しかったですが、私の母なんかはおそらくなにもケアしてなかったのに3人産んで3人とも同様に回避してたので体質による部分もあるのかもしれません。
以下、ケアしたこと書いておきます。
妊娠中期からオイルを塗りまくる
安定期を過ぎたら徐々にお腹が出てくるのでそのタイミングで、ストレッチマーク対策用のオイルをお腹やお尻太もも周りに塗りたくってました。ちょうど秋冬の時期でもあったので通常の乾燥対策としてもよかったし、良い匂いのするオイルをお風呂上がりに塗ってるとリラックス効果もあがって楽しかったです。
妊娠中、以下の計4本くらいのボトルを消費してしまった。。飲み会なくなったからお金かけていいでしょ!と開き直り。オイルを塗って肌の保湿と伸びをよくしておけば、お腹が大きくなっても表皮がぴきっとならず、ストレッチマークを回避できるのだと思います。
妊娠後期から会陰マッサージ
妊娠後期、特に予定日4週間前の産休に入ってからは、仕事もなくなったので迫りくるお産の恐怖が加速し笑、カレンデュラオイルを使って会陰マッサージをしてました。
お腹が大きくなるにつれ下半身の血行の悪さを感じていたので、朝と夕方の2回に渡りじっくりお風呂に入り、その後、コットンにオイルたっぷり染み込ませてそれをおりものシートの上にのっけてパンツにくっつけ、1~2時間過ごすということをしてました。
オイル塗った手の指で直接ぐりぐりは怖くてしなかったです。
ちなみに一度それを試みてじゃっかん皮膚をきったのか薄く血がでて、一瞬おしるしかと勘違いして心臓ばくばくしました。その後ちっとも陣痛こなかったので、あ、会陰マッサージのせいかと後で気づくという笑
股関節周りの筋肉も柔らかくしといた方がいいだろうなあと思い、仰向けで壁にお尻と足をくっつけ、開脚して過ごしたりもしてました(重力の力も借りれるので無理せず開脚できると思います)
ちなみに、実際の分娩時は、おまたから赤ちゃんの頭がでてきたとき、助産師さんから「お母さん次の陣痛の波きたら全力でいきんでね」と言われて、最初どういきむんじゃ?ここでふぬって力入れたら私のおまたは裂けてしまうんじゃという恐怖から動けなかったんですけど、その様子を見た助産師さんとお医者さんが「うん、じゃあちょっとだけ切開するから準備するね」とゆってきたので、えやだやだそれはなるだけ回避したいと思い勝手にその時ふぬっといきめて、「あら赤ちゃんの頭しっかりでたよー!すごいすごい!」と言われ、無事に切開されず出産となりました。
割と危機一髪なので、オイルの効果というより上手くいきめるかどうかで決まるんじゃないかと思いました。そういう意味では、私の周りの無痛分娩の人はうまくいきめず、会陰切開や吸引分娩になった人がわりかし多かったので、結果的に自然分娩でよかったのかなあと思ってます(もちろん無痛が上手くいってすんごい楽だったといってた人もいるので、ほんと人それぞれ!)